99歳の現役ピアニスト室井摩耶子先生と感動の対談
現役のピアニスト(99歳)室井摩耶子先生を、 長女・四宮香子と次女・川崎かぐやと共に、お訪ねしました。
月刊ショパンの取締役社長 井澤彩野様よりこの対談のお話をいただいたのが一週間前のこと。
室井摩耶子先生は1960年にベルリンでデビューされ、世界13か国でリサイタルを重ねられました。また多くの著書も出版されています。
実は私のベルリン留学時代に家族で先生をお訪ねしたことがあり、その際は多大な感銘を受けましたが、今回の訪問も衝撃的でした。
まず黒いレースのドレスに身を包み、ピアノでベートーヴェンの「ムーンライト」をお聞かせくださいました。
ご自宅のホールに響き渡る豊かなピアノの音色に涙がこぼれました。
先生の深い音への追究に、心洗われる感動を覚えました。
ベルリン時代の思い出を語り合いながら、芸術が創り出す計り知れない人間性に、また、新しく目覚めさせられた一日でした。