リズム感は生活から
日本人はリズムに弱いと言われて来ましたが、日本を離れてみて気が付いた事がありました。
私はこれまでよく海外に行くチャンスがあり、ドイツ留学の他にイスラエル、アメリカ、フランス、ギリシャ等に旅をしました。
そこで驚いたことは、生活様式の違いです。
日本は静けさを重んじるのに比べ外国はやはり非常に行動的なんですね。
バスの運転手さんにしても、しゃべりながら、歌いながら、ウキウキしている。
野外のレストランでは、お料理が来るまでにスプーンやフォークを持って歌ったりして楽しんでいる。
そんな情景に触れて、生活に音楽があふれているのを感じました。
ベルリンでは、駅前で卵売りをしているおばあさんが、夜にはボンネットの帽子を着て、ベートーベンの第9を聴きに来て居られるんですね。
とても仲良くしていただいたヘルマン家では、毎週土曜日にホームコンサートが開かれていたのですが、3時間位厚い歌の本を1冊、まるごと歌い続けるのです。
幼稚園では、クリスマス・ページェントにオペラをやるんですね。
又、お散歩と言えば、3つの停留所位まで歩き続ける。
何か桁外れの場面に遭遇する事ばかりでした。ヨーロッパの人々は、日常に音楽が溢れているから、リズムに強いのですね。
アサフ音楽院には、音符ビッツリトミック教室があり、ピアノをはじめる前の0才から全年齢脳科学理論に基づいたきめ細やかなレッスンが行われています。
随時体験をお受けしておりますので、ご興味のある方はお尋ねください。